森川山 重俊院
曹洞宗に属し、釈迦如来を本尊とする、小弓藩主森川氏の菩提寺です、初代森川重俊は、
徳川秀忠の近侍でしたが、軍功によって寛永4年(1627)1万石の大名として小弓に封ぜられ、
北小弓城跡に陣屋をかまえました。重俊は老中職に昇進しましたが、寛永9年正月、秀忠の
逝去により報恩のため殉死しました。重俊院はその埋葬の地です。仏殿にわ優雅な絣が数多く
掲げられていましたが、昭和49年不慮の災にあって堂宇とともに失いました。
仏殿の奥の裏山に並び立つ森川氏一族の墓碑は千葉市重要文化財に指定されています。
戻る