北生実城大手松
北小弓城の正門跡で東方、赤井町の谷津の支谷と、西方北生実
台地をめぐる谷津の先端に挟まれた、巾およそ七間(13メートル)
深さおよそ(6メートル)の堀を構築された土橋があり、
城域の側に土塁を回らしてあった。
明治の中期頃まで此所に5本の巨松があり順次枯れ、西方の土塁上
に天蓋のような樹容の巨松が一本残っていたが、
昭和三十年頃伐採されてしまった。

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