萬徳寺
萬徳寺はもと生実町にあり、新潟県の長久山本城の末寺であります。慶長の頃代官西郷氏の協力によって建立され、
今井町の福正寺より離壇した塩田の住人が檀家でありました。萬徳寺は大正11年JR外房線の汽車の煤煙のため
火災を起こし焼失してしまいました。その後間もなく塩田の地に民家を改造し本堂として信仰の本拠といたしました。
最近になり生実町字橋戸の旧満徳寺跡に別院を建て壇信徒の便を図っております。
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