大がん寺の道
生実町柏崎三又路に生実池と曽我池を背にして建っている道漂は、やや傾いていますが
「大がん寺江の道」と筆太に刻まれ、明和二年酉8月と読まれます。その昔、すげ笠を持ち、
手甲脚絆の大願時参りの巡礼や旅商人の姿が眼に浮かびます。今、この道標の前は自動車が
数珠つなぎのように連がり200余年前の人々が夢にも想像しなかっただろうと感無量のものがあります。
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